楽しいはずのキャンプが。。。
2020年 09月 25日
コロナウイルスが蔓延しておりステイホームを呼び掛けている世の中ですが、これを機に以前から気になっていた河原キャンプを遂行しております。
タープ(日よけ)を張って、その下に折り畳みチェアを置き、河原を眺めながらお酒をいただいたり、読書したり、音楽聞いたり。
真夏はコロナだけでなく熱中症にも気をつけねばならないのだけど、暑くなったら川につかって体を冷やしたりなんてこともできるのでした。
家から徒歩5分で河原に行ける距離なので、Tシャツ短パンの下に水着を着て、週末はほとんど河原で過ごしておりました。
天気と都合が良ければ、河原に車をつけて、車中泊で一泊二日なんてこともできるしね。
ご飯は焚火でBBQ!
お肉や野菜を網の上で焼いたり、串焼きにして食べたりもしたり。
ご飯の後は、暗闇の中メラメラと燃える炎を眺めながらのお酒をちびりちびり。
車中泊は疲れるので、テントを買ったりなんかしたりして。
こうして、その災難は初めてのテント泊をした翌朝起こったのであります。。。
その時の週末は日本の西側に史上初くらいパワーのある台風が迫っておりました。
警戒を呼び掛けている西側ではあったものの、関東は夕立があったくらい。
今思い返せば、若干川の流れがいつもより早かったかなーと感じたくらいでした。
夜も更け、焚火も燃え尽き、のんびりテントで朝まで寝ようと床につきました。
朝方、「ちゃぷん、ちゃぷん」と聞きなれない音で目が覚めたのでした。
それでもテントの中は異常ないし、眠いし、まだ朝は早いし、うだうだしておりました。
「ちゃぷん、ちゃぷん」
再び、三度とその音が聞こえるので、何かがおかしいと相方を揺さぶり起こしたのです。
出口側に寝ていた相方がテント開けると、こう叫んだのです。
「ヤバい!!!!!」
外に出てみると、車の三分の二は水につかっており、テントのすぐそこまで川の水位が上がっているではないか!!!
慌てて、テントから飛び出し、とりあえず避難しようとしました。
幸いにも、まだ車は無事でエンジンはかかり、相方が安全な場所まで移動させました。
その間、テントやその他の荷物を一段上の水が来ない場所へ移動させていると、みるみるうちに水位はあがってくるではないか!
膝がつかってしまうくらいまで水位は上がり、危険を感じたのでタープやら薪やらはもう諦め、びしょびしょになりながら自分たちも安全な場所へ避難したのでした。
家についてから、ホッと一安心したのもつかの間、相方が探し物をはじめたのでした。
「ない、ない、ないよ、スマホがない!」
慌てて避難したので、荷物を移動させている時にどこかに落としてしまったらしいのです。
数時間後、「もう川の水も引けているかもしれない」からと、置き去りにした少しの荷物を回収しにと、再び河原の様子を見に行ったのです。
ところが、川の水は引くどころか、ますます水位は上がっており、我々が野営していた場所は川に呑み込まれていたのでした。
水ははけていたものの、流れは速く、水は茶色に濁っていました。
野営していた場所に、残した荷物がないかを探していると、薪を見つけ、携帯扇風機を見つけ、さらには相方のスマホを見つけたのでした!
しかし、もう紛失処理をした後だったので、用済みになってしまったけどね。
今後は色んな事に気を付けてキャンプをしよう、自然は怖い、ってことを肝に銘じる出来事でした。
by mihoopy0715
| 2020-09-25 11:39
| キャンプ